WiMAXの正しいエリア判定の行い方について
WiMAXのエリア判定
WiMAXを使う場合、「WiMAX2+」という回線を使うことになります。
旧回線は「WiMAX」ですが、今は「WiMAX2+(新回線)」に移行されました。「WiMAX(旧回線)」は今は新規受付をしていません。
サブ回線としてauのLTE回線が月額1005円で利用できます。これは月額7GBまでサブ回線として使えるサービスです。
WiMAXを使う場合はメインは「WiMAX2+」ですから、この回線が自分が住んでいる場所で使えるかどうかが大事です。ピンポイント判定の方法ですが、以下のサイトの真ん中に「さっそくエリアチェック」という項目があります。
そこでピンポイント判定があるので「住所を入力する」または「住所リストから探す」で住所を正確に入力すると判定結果が出ます。
まずは今住んでいる自宅でピンポイント判定をする必要があります。これは住所を正確に入力すると結果が「〇」「〇〜△」「△」「×」で表示されます。
「〇」と「〇〜△」では十分に電波が通っています。
「△」については正直使わない方がよいと思います。私は何ヵ所か「△」の地域でWiMAXを使ったことがあるのですが、一応使えるのですが、長時間使用するのが厳しいです。
測定すると3Mbps〜4Mbpsほどでした。WEBサイトを見るのでも1秒〜2秒ほどもたつく感じがありました。LINEも一応使えるのですが動作が遅いです。
問題は動画を見る時で、youtubeの画質は240Pか360Pの荒い画質しか選べません。また再生ボタンを押すと、動画が始まるまで5秒ほどかかるのです。アベマやスポナビなど生放送は途切れ途切れになってみることは困難でした。
たとえばそれがただの通り道でしたらちょっと回線が遅いかなくらいで終わるのですが、それが自宅となるととても厳しいです。家にいる時はずっとそのスピードですから、だんだんストレスが溜まってきます。「△」の地域では利用しない方がよいです。
「×」については全く電波が通っていないので利用できません。
契約する前に最低でも自宅、余裕があれば自宅だけでなくよく使う場所(たとえば通学している学校や通勤先など)もピンポイント判定しておくとよいです。たくさんの場所でこのピンポイント判定を試したのですが、これがかなり正確でした。
いまはWiMAX2+とLTEでエリアに違いはなくなっています。LTEは総人口カバー率99%超のモバイル回線ですが、差はほとんどありません。私も実際に山梨県の田舎道や神奈川県の南部や東京都など色々な場所でWiMAX2+を使いましたが、全く不便はなかったです。
外でもWiMAX2+だけで十分に利用することができます。やはり問題は自宅で十分な電波が入っているかどうかです。ピンポイント判定だけは必ず行うようにしましょう。
ピンポイント判定だけでなくマップからでもエリア状況を確認できるので見てみるとよいです。
もし万が一契約してみて回線が遅かった場合は商品が届いてから8日以内でしたら解約金0円で解約が可能です(クーリングオフ制度)。ただしこの場合事務手数料3千円は返ってこないので注意が必要です。
LTEオプションは必要?
通常プランを契約すると使える回線はWiMAX2+だけです。LTEオプション(月額1005円)を付けることでauのLTE回線も月額7GBまで使えるようになります。
モバイルルーターから自由に切り替えることができます。「ハイスピードモード」がWiMAX2+だけの回線での通信で、「ハイスピードプラスエリアモード」がWiMAX2+とLTEを合わせた回線になります。
私はLTEオプションを契約せずに使っていますが、特に不自由に感じていません。電車の移動中でも建物の中でも駅ビルでも団地でも台地でも田舎道でもWiMAX2+だけで通信ができています。
LTEが通っている場所ならWiMAX2+も通っています。WiMAX2+が通っていない場所は山の中かトンネルの中だけです。WiMAX2+だけでは不安な方はLTEオプションもつけてもよいかもしれません。