NURO光の回線速度は速いのか?

NURO光の回線速度は速いのか?回線速度を上げる9つのヒント

NURO光の回線速度は速いのか?回線速度を上げる9つのヒント

NURO光の回線速度ですが、結論から言うと「速い」という答えになります。

 

NURO光はNTTからダークファイバ―(未使用の光ファイバー)を借りて、それにGPONと呼ばれる技術を使ってサービス提供をしています。

 

GPONとは海外で使われているBPONと呼ばれる技術を応用し、海外から対応の機器(Huawei製)を取り寄せて実現している技術です。GPONを採用しているのは現段階ではNURO光だけとなります。

 

ようは伝達効率をよりよくした技術で、これを採用することで下り最大2Gbpsを実現しています。これは世界最速となります。

 

たとえばフレッツ光では1Gbpsの一本の光ファイバーを最大32ユーザーでシェアして使われます。いまはフレッツ光の利用者が増えすぎてどこも空きがない状態で、利用率はとても高いです。「1Gbps÷32ユーザー=1人あたり31.25Mbps」となります。当然昼間は固定回線の利用者が少なく夜間にシェア率が増えるのでこのような単純計算にはなりませんが、1Gbpsを何人かでシェアして使っている状態です。これではなかなか回線速度が速くなりません。

 

NURO光の回線速度が速い理由は以下の2点です。

  1. ダークファイバ―(未使用の光ファイバー)を使うことで、利用に空きがあること
  2. GPON(複数のユーザーで光ファイバーを共有する技術を高めることで伝送効率を高めた)を採用したことで下り最大2Gbpsに対応していること

1本の光ファイバーを何人かのユーザーで共有されるのは同じですが、そもそも一本が2Gbpsですから回線速度は速いです。通常の光回線の2倍となります。

 

これが通常の光回線とNURO光の決定的な違いとなります。あとは光ファイバーは電柱内で分岐しますが、分岐されるのはその電柱の近所だけです。

 

未使用の光ファイバーを使っていますし、利用率も高くないため、回線速度は速くなります。いや、速いというより、回線速度はある一定のところまでいくと実感として速さを感じるのは難しいので「他の光回線と比べてスペックの高い光サービス」という言い方の方が正しいかもしれません。月額4743円と料金が安く、下り最大2Gbpsと回線速度は速いので、人気の光サービスとなっています。

 

実際にNURO光を導入したら2Gbpsでるのか?

下り最大2Gbpsというのはあくまで理論値となります。実際は1本の光ファイバーを近所のNURO光ユーザーでシェアされます。あとは2Gbpsに端末機器が対応しているのか、というのも大事です。

 

たとえばONUからLANケーブルでパソコンに繋ぐとき、パソコン側のLANポート(差込口)が100BASE-TX(規格)だった場合、これは100Mbpsまでしか対応していませんから、ここがネットとなり、パソコンの回線速度は100Mbps以下しか出ません。

 

Wi-Fiで接続する場合も同じで、端末機器(スマートフォンやタブレット)が11acに対応していない場合、そこがネットとなり、回線速度は遅くなるでしょう。回線速度というのは光コンセントまで十分な速度が出ていても、それ以降どこかネット(詰まり)になっていると、それが原因で回線は遅くなります。

 

ただしNURO光ではONUの最新機種は11acに対応していますし、LANケーブルも1Gbpsに対応しています。こちら側で用意するのは、LANポートが1000BASE-T(最大1Gbps)のパソコンや11acに対応している端末機器(スマホやタブレット)です。

 

ただし難しく考える必要はなくたとえばノートパソコンでも2014年以降に製造されたものはほとんどがLANポートは1000BASE-Tです。スマートフォンもよっぽど古いものでない限り11ac対応です。たとえばiPhone6は11ac対応となります。

 

自分がいま使用している端末機器の「機器名 仕様」とGoogle検索すると細かい詳細が出てくるので、通信機能の項目を確認してみるとよいです。十分なスペックの端末機器を使えば、2Gbpsはでないにしても、500Mbps以上は十分に出すことができます。

 

NURO光を使っていて50Mbps程度しか出ていない方は、どこかこちら側が使用しているものでネックになっているものがあるはずです。詰まっている個所を取り除く必要があります。NURO光の回線速度をあげる方法は下で十分に説明していきます。

 

実際にNURO光を使ってみた感想

私のマンションでは空きの配管がなくNURO光を導入することができなかったのですが、友人宅や店舗でNURO光を何回か使ってみたことがあるのでその感想を伝えようと思います。

 

いま使っているのはソフトバンク光のVDSL方式ですので上限が100Mbpsです。ノートパソコンは5万円くらいで買った1000BASE-T対応しているレノボです(SSD交換済み)。

 

友人宅でLANケーブルで接続してみたのですが、確かに速かったです。これまではyoutubeでHD動画を見る時、最初だけワンテンポ遅れている感じがありました。NURO光ではサクサク接続でき、待ち時間がなかったです。ただしこれまでも常時25Mbps以上でていたので、NURO光を使っても劇的な変化はありませんでした。

 

気持ちちょっと速くなったかな?という感じです。速度チェックをしたら500Mbps程度出ていました。あとはこちらがネット環境がよいので、接続サーバーが重たいサイトか速いサイトかすぐにわかります。

 

重たいサイトは待たされますし、速いサイトはすぐにダウンロードできます。こちらの速度が速すぎるので、そういった接続先のサーバーの善し悪しが浮き彫りになりました。

 

スポナビライブをフルHD画質にして10窓以上しまくって、youtubeのHD動画も5窓以上して、ネトゲまで同時にしたのに全く遅れることがなかったので、回線速度自体はとても速いと思います。夜間でも500Mbps以上安定して出ていたので、安定性はとてもよいと思います。

 

NURO光にすると体感速度として速さを時間できる?

これは難しい問題です。回線速度の1つの基準として「常時25Mbps以上でているか」が大事です。25Mbpsあれば高画質動画でもネトゲでもストレスなくネットが楽しめます。

 

普段調べものやyoutubeやメールや高画質動画サービスを使う場合、大容量でのダウンロードはありません。たとえyoutubeであってもまずは10秒単位でダウンロードされ、それ以降は再生と並行してのダウンロードとなります。いま使っている回線がADSLやケーブルテレビ、WiMAXなど(25Mbps以下)の場合は劇的な変化を感じれるはずです。この場合、世界が変わります。

 

もし常時25Mbps以上出ている場合は大きな変化は感じられません。気持ち速く感じる程度です。以下が通信速度別のダウンロード時間の違いです。

 

通信速度

Yahoo!トップページ(300KB)
ダウンロード時間

youtube HD720p 10秒(2.1MB)ダウンロード時間
25Mbps 0.096秒      0.672秒
100Mbps 0.024秒 0.168秒
500Mbps 0.0048秒 0.0336秒
1000Mbps 0.0024秒 0.0168秒

 

Yahoo!トップページをみるのでも、0.096秒(25Mbps)で見れるのか、0.0024秒(1Gbps)で見れるのかで違いを感じるのは困難です。

 

youtubeのHD動画であっても、10秒単位でのダウンロードのため0.672秒(25Mbps)と0.0168秒(1Gbps)とでは確かに速度に違いはありますが、0.672秒であっても不便はありません。

 

ただしたとえば300MBある大容量ファイルをダウンロードする場合は、ダウンロード時間に大きな違いがあります。大容量ファイルをダウンロードやアップロードする場合を除いては、劇的な変化というのはありません。

 

 

平均してNURO光はどのくらい速度が出ているのか?

NURO光の回線速度をあげる
上の画像をNURO光の公式データで、回線速度を測定できるシステム(シングルでの速度測定なのでほぼ正確です)で、その結果を集計して発表されています。

 

これを見る限り、出る方で900Mbps出ています。出ない方で90Mbpsがありますが、これはパソコンに信号が届くまでに100Mbps対応のものを使っているのかなと推測されます。23Mbpsの方がいますが、おそらく「100Mbps対応のものを使っている+重たいセキュリティソフトでさらに速度が落ちている」状態かなと思います。または11acに対応していない端末機器(スマホなど)を使っているかです。対応機器を交換することで回線速度は上がると思います。

 

1Gbps以上は出ていませんね。有線接続の場合、10Gbps対応のLANポートは自作パソコンでしか実現できず、そのLANポート単体でも5万円〜10万円はします。
たとえそれを実現できたとしてもONUのLANポートがGIGA対応のため、有線では1Gbps以上はでません。

 

NURO光公式の注意事項には以下の書き込みがあります。

※NURO 光回線の通信速度について

機器使用時の通信速度はお客さまの通信環境と規格により異なります。
有線接続の場合は最大1Gbps、無線接続の場合は最大450Mbps(技術規格上の最大値でありお客さま宅内での実使用速度を示すものではありません)となります。


ネット環境をしっかり整えて、有線で900Mbpsが限界ということです。

 

無線の場合は2Gbps以上するルーターは高額で、そこまでする方は少ないと思います。

 

NURO光の回線速度上げる9つのヒント

前述した通り、NURO光では光コンセントまでは十分な速度が出ているので、それ以降の接続でネック(詰まり)となる個所を作らないというのが大事になります。
以下がNURO光の回線速度を上げる方法です。

 

1.NURO光から提供されるONU(回線終端装置)を最新機種のものに交換してもらう

NURO光の回線速度をあげる
NURO光は無料貸し出しという形でONUが提供されます。これにはルーター機能もWi-Fi機能もついています。

 

古いタイプ(HG8045D / F660T)と新しいタイプ(F660A / HG8045Q)があります。古い機種は通信規格11acに対応しておらず(11n対応)Wi-Fiでの最大速度は450Mbpsです。

 

新機種は通信規格11acに対応しており、Wi-Fiでの最大速度は1.3Gbpsとなります。古い機種と新しい機種で明らかにWi-Fi機能に差があります。これはサポートデスクに電話をするといつでも無料で交換をしてくれます。いま使っているONUをチェックして、古い機種なら11acのものと交換するとよいでしょう。

 

「ONUを11ac対応の新機種のものと交換してください」と伝えると交換してくれます。これでWi-Fiでの通信速度は速くなります。もしこれから申し込む方は1回目の工事の前日にかかってくる確認電話の時に「新機種をください」というとそうしてくれます。

 

NURO光の11ac対応のONUの詳細!ルーターは必要?

 

規格名 通信速度 周波数帯
IEEE802.11b 11Mbps 2.4GHz
IEEE802.11a 54Mbps 5GHz
IEEE802.11g 54Mbps 2.4GHz
IEEE802.11n 65Mbps~600Mbps 2.4GHz/5GHz
IEEE802.11ac 290Mbps~6.9Gbps 5GHz

 

2.Wi-Fiは「2.4GHz(末尾がG)」ではなく「5GHz(末尾がA)」で接続する

NURO光の回線速度をあげる

 

NURO光のONUでWi-Fi接続する時、端末から操作しますが、設定画面のSSIDが2つでてきます。末尾Aなら5GHz、Gなら2.4GHzです。11ac対応なのが末尾Aの方ですので、末尾がAのSSIDを選択してパスワードを入力します。これでWi-Fiで高速接続が可能です。

 

3.ONUの電源を入れ直す

定期的にONUの電源を入れ直すとよいです。

 

4.LANケーブルはNURO光付属のものを使う

NURO光の回線速度をあげる

 

LANケーブルには実は種類があります。ケーブルに種類が書いてあります。

 

LANケーブル規格 通信速度 伝送帯域
カテゴリ5 100Mbps 16Hz
カテゴリ5e 1Gbps 100MHz
カテゴリ6 1Gbps 250MHz
カテゴリ6A 10Gbps 500MHz
カテゴリ7 10Gbps 600MHz

 

NURO光付属のLANケーブルはカテゴリ5eとなります。これは通信速度1Gbpsに対応しています。とりあえず付属のLANケーブルを使っておけば間違いありません。一番最悪なのは家にあったカテゴリ5のLANケーブルで接続してしまうことです。通信速度は100Mbpsとなるのでこれがネックで速度が落ちます。

 

付属のものよりさらに速度を上げようと思ったらカテゴリ6Aを自分で購入するとよいです。Amazonで検索しても出てきますし家電量販店でも売っています。伝送帯域は数値が高ければ高いほど通信速度はよくなります。一番スペックがよいのがカテゴリ7ですが、これは値段が高いですし過剰です。

 

値段が安く、伝送帯域もよいカテゴリ6Aがねらい目です。LANケーブルで通信速度は結構変わります。

 

 

5.LANポートの規格にも注意する

NURO光の回線速度をあげる

 

LANポートとはLANケーブルの差込口です。これにも規格があります。規格の種類は以下の通りです。

 

LANポート規格 通信速度
10BASE-T 最大10Mbps
100BASE-TX 最大100Mbps
1000BASE-T 最大1Gpbs

 

たとえばお使いのパソコンのLANポートが100BASE-Tだった場合、最大速度100Mbpsとなるので、これがネックとなって速度は落ちてしまいます。NURO光の通信速度を生かすには、お使いのパソコンが「1000BASE-T」に対応していなければなりません。

 

確認方法ですが、いま使っているパソコンの「型番+仕様」でGoogle検索すると詳細が出てくるはずです。2014年以前は100BASE-Tが主流でした。古いパソコンはもしかしたら100BASE-T対応かもしれません。最近のパソコンは殆ど1000BASE-Tに対応しています。

 

NURO光の回線速度をあげる

 

1000BASE-Tに対応していない場合は「有線LANアダプタ」を使うとよいです。これはUSBとLANケーブルを変換するもので、1Gbpsに対応しているものがあります。Amazonで「有線LANアダプタGiga」と検索すると出てきます。値段は1500円程度です。
NURO光の回線速度をあげる
ただしあまりに古いパソコンですと、通信速度は速くてもデータの処理が遅いため、NURO光の速度を生かせません。新しいスペックの高いパソコンに買い替えるというのも1つの手です。

 

6.スイッチングハブを使う場合も規格に注意する

NURO光の回線速度をあげる
スイッチングハブを利用していない方は特に問題になりません。スイッチングハブを利用している方限定です。スイッチングハブとは、ONUのLANポート数だけでは足りない時に、スイッチングハブと接続して有線LANポート数を増やすものです。NURO光のONUではLANポートが3つありますが、それだけでは足りない時に使います。

 

このスイッチングハブにも以下の種類があります

  • 100Mbpsまで対応
  • 1000Mbpsまで対応(GIGA対応)

100Mbpsまで対応のものをつかってしまうと、せっかくNURO光で光コンセントまで2Gbpsの速度が通っているのに、スイッチングハブがネック(詰まり)となって全体の速度が100Mbps以下まで落ち込んでしまいます。

 

GIGA対応のスイッチングハブを選ぶ必要があります。Amazonなどで「スイッチングハブ GIGA」と検索すると1Gbpsに対応したスイッチングハブが出てきます。家電量販店で購入する時は店員さんに相談して購入するとよいです。

 

7.中継器を使う場合は11acのものを!

NURO光の回線速度をあげる
これは中継器を使う方限定の話です。中継器とは、家があまりに広かったり、3階建てでONUからのWi-Fi電波が届きにくいときに、中継地点として中継器を置いて、電波を増強するものです。

 

この中継器にも規格があり、やはり11ac対応を使う必要があります。11ac対応で尚且つ最高速度の速いものが好ましいです。

 

中継器はたとえば「11ac/n/a/g/b 1300+450Mbps」という記載があります。これは対応規格とその最高速度が書いてあります。5GHzで1300Mbps対応、2.4GHzで450Mbps対応ということです。

 

それぞれで最高速度は違うのでよく調べて買う必要があります。11ac対応の中継器はとにかく高く6千円くらいします。速度が落ちてもよいという場合は、価格帯3千円くらいのものはたくさんあります。

 

8.セキュリティソフト

使っているセキュリティソフトによってはそれが原因で回線速度が落ちることがあります。セキュリティソフトには重たいソフトと軽いソフトがあります。NURO光付属のセキュリティソフト(カルペルスキー)はやや軽いです。

 

インストールする前とした後で回線速度を測定しておくとよいです。

 

たとえばNURO光を開通したけど200Mbpsしかでず、Nortonを削除したら960Mbpsまで回復し、その後はWindowsのディフェンダーのみにした、といった報告もあります。

 

9.ノートパソコンや端末機器のスペック

通信でデータのやり取りが速くなっても、それを処理する端末機器の性能がよくないと、そこがネックとなります。

 

無線の場合、端末機器の方でも11acに対応している必要があります。たとえばiPhoneでいうと、「iPhone6(iPhone6Plus)」以降が11ac対応となります。

 

Xperiaやgalaxyなどもそれぞれ機種名で検索して確かめてみる必要があります。基本的に年々求められる回線速度が高まり、それに比例してパソコンや端末機器のスペックも高くなっています。いま旧機種を使っていて何年も買い替えてない方は思い切って新機種に買い替えてみるのも1つの手です。CPUなど向上しているので速くなります。

 

やはりスペックは値段に比例します。あとは家電量販店で「NURO光を使っているけど性能のよいパソコンが欲しい」と伝えると、店員さんが色々紹介してくれたりします。

 

NURO光で回線速度を速くする方法まとめ

NURO光では付属として11ac対応(最大1.3Gbps)のONU(最新機種)やカテゴリ5e(最大1Gbps)のLANケーブルが最初からついてきます。

 

ですから、有線の場合はパソコンのLANポート(LANケーブル差込口)が「1000BASE-T」であれば十分な速度がでます。無線の場合は端末機器(スマホやタブレットなど)を11ac対応のものを使い、「5GHz(末尾がAのSSID)」で接続すれば十分な速度がでます。

 

基本的にこれだけで十分ですが、もしより速くしたい場合はLANケーブルをカテゴリ6Aのものにしたり、パソコンや端末機器をよりスペックの高いものにするとよいです。NURO光で通信速度は速くなりますが、そのデータを最終的に処理するのは端末機器ですので。

 

もしLANポートを増やすためスイッチングハブを使ったり、LANケーブルを自前で用意したり、中継器を使ったりする場合は、それぞれ1Gbpsや11acに対応した機器を用意するのが好ましいです。

 


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