光コンセントとモジュラージャック

光コンセントとモジュラージャックの違い

光コンセントとモジュラージャックの違い

マンションタイプの光コンセント

賃貸マンションには「インターネット対応(光ファイバー導入)マンション」と「インターネット未対応マンション」があります。

 

インターネット対応マンションには予め部屋に「光コンセント」や「LANコンセント」「モジュラージャック」のどれかがあります。

 

光ファイバー導入マンションではそれぞれ3つのコンセントの種類によって配線方式が異なります。いまマンションの部屋にいる方は部屋の端っこにこの3つのどれかがあるので確認してみてください。

 

この3つのコンセントの特徴について順に解説していきます。

 

光コンセント

光コンセント
光コンセントは「光」もしくは「光コンセントSC」と書いてある文字が目印です。

 

光コンセントとは、光ファイバーが部屋まで通っており、その末端の接続口です。光ファイバーは回線終端装置と接続して信号の変換をしないとインターネットは利用できませんから、その光ファイバーの差込口ということです。

 

ケーブルを抜いたり差したり使い勝手がよいようにするための接続口となっています。

 

光コンセントがあるマンションでは光配線方式が採用されており、マンションの共有スペースにある光ファイバーがそのまま部屋の光コンセントに届いている状態です。ダイレクトに光ファイバーが部屋まで届いていますから、回線速度は速いです。

 

たとえばフレッツ光の集合タイプは下りが最大200Mbpsですが、理論上最大値まで出すことができます。

 

マンションタイプは共有スペースにある1Gbpsの光ファイバーをその建物内の契約者同士で分け合って使います(最大32まで)。たとえばそのマンションでの契約者が5人いた場合、「1Gbps÷5人=1人あたり200Mbps」となります。単純計算ですが。実際は日中利用者が減り夜間に利用者が増えるので、こういった単純な計算にはなりませんが、このようになります。

 

光コンセントでは「光信号(光ファイバーからの)」と「デジタル信号(パソコンから)」を相互に変換するため、回線終端装置はONU(もしくはホームゲートウェイ)が使われます。接続は「光コンセント⇔ONUorHGW⇔ルーター⇔パソコン」なります。

 

マンションタイプでは一番速い方式となります。現在賃貸マンションでの光コンセントの普及率は50%前後だと言われています。主流の方式となります。
光インターネットと光コンセント

 

LANコンセント

LANコンセント
LANコンセントは「LAN」と書いてる文字が目印です。

 

LANコンセントは共有スペースまでは光ファイバーが通り、そこからLANコンセントまではLANケーブルです。LANケーブル(CAT5e〜)は最大1Gbpsの速度を通せるので、LANケーブルでボトルネックになることはありません。下り最大200Mbpsまで出ます。

 

※LAN配線方式でCAT5の場合は最大100Mbps

 

LAN配線方式のマンションは非常に少ないですが、光回線の最大値まで出すことができます。接続は「LANコンセント⇔ONUorHGW⇔ルーター⇔パソコン」という接続になります。

 

モジュラージャック

モジュラージャック
モジュラージャックは接続口が光、LANコンセントとは異なります。上記の画像のようになります。

 

モジュラージャックの場合はVDSL方式となります。これは共有スペースまでは光ファイバーが通り、そこからはVDSL(電話用ケーブル)でモジュラージャックまで通信されます。

 

ADSLとは既存の電話回線を利用して高速な通信を実現する通信方式のことです。当然ADSLより速いのですが、VDSL方式は下り最大100Mbpsとなります。ただしこれは100Mbpsが上限であるという話であって、共有スペースにある1Gbpsの光ファイバーを契約者同士で共有されるのは同じです。

 

光回線が使われているのですが、共有スペースから部屋にあるモジュラージャックまでは最大100Mbpsまでしか対応していない電話用ケーブル(VDSL)を使うので、そこで上限が決まってしまうという話です。

 

インターネットは実用速度30Mbps以上でていればネトゲでも超高画質動画(4K動画など)でも快適にインターネットができるので、VDSL方式であっても悲観することはありません。

 

VDSL方式では「アナログ信号(電話回線から)」と「デジタル信号(パソコンから)」を相互に変換するため、回線終端装置はモデムが使われます。接続は「モジュラージャック⇔モデム⇔ルーター⇔パソコン」。
光コンセントとモジュラージャック

 

インターネット非対応マンション

そもそも部屋の中どこを探しても3つのコンセントが見当たらない場合は、インターネット非対応マンションとなります。マンションの共有スペースにそもそも光ファイバーが設置されていません。インターネットが利用できるかどうか、管理会社に問い合わせてみる必要があります。

 

このケースでは、大家さんに相談をして工事の許可を得て、ファミリータイプを契約して、電柱にある光ファイバーを直接部屋まで引き込む必要があります。工事が必要で、壁に1センチほどの小さな穴をあけることもあるので、ファミリータイプを契約する時は必ず大家さんや管理会社にその旨を伝えるようにします。

 

ファミリータイプで契約する場合、工事費用は2万〜2万5千円ほどかかります。工事時間は1時間〜1時間半程度です。

 

工事ができない場合は、無線電波を利用した通信制限のない据え置きタイプのWi-Fiサービスを契約するとよいです。

 

戸建てタイプの光コンセント

戸建てタイプ(持家など)では、実際に電柱にある光ファイバーを室内に引き込む工事が必要です。工事は以下のようになります。

  1. 電柱に通っている光ファイバーを室内に引き込む(エアコンの穴や電話線から)
  2. 部屋に光コンセントを設置する
  3. 光コンセントと回線終端装置(ONUorHGW)を繋げる

戸建てでは必ず光コンセント(光ローゼット)が使われます。光ファイバーや光コンセントを壁に埋め込むのは困難ですから、露出配線として繋がれます。これはネジ止めが必要ですが、建物を傷つけたくない場合は固定なしのプランで「光ローゼット」が使われることもあります。希望次第です。以下の写真のようになります。

 

戸建て(一軒家)タイプの光コンセント

光コンセント

 

光ローゼっと

 

戸建て(一軒家)タイプでは電柱に通っている光ファイバーが「光ファイバー(電柱)→光コンセント(室内)→ONU→ルーター→パソコン(またはWi-Fiでスマホなど)」と確実にパソコンやスマートフォンまで供給されます。

 

光ファイバーを一本丸々引き込み、それを利用できるので、回線速度は速く安定します。


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